Gallery Collaborations

2011年にオープンしたKAYOKOYUKIは、NADA MiamiやParis Internationalなどの国際アートフェアに連年参加し、日本人アーティストを中心に今日まで培われてきた日本の現代美術の歴史や流れを尊重しながら国内外に現代アートを紹介しています。取扱作家は、今村洋平、利部志穂、西村有、大野綾子、大田黒衣美、鈴木光、諏訪未知、髙木大地、富田正宣など。
現代アートのさらなる発展への貢献のため、代表作家のみならず、様々な国や背景を持つギャラリーや作家との展覧会を開催しています。ギャラリーはさらに、「人々の経験の影に潜む謎」といったテーマを独自の視点で捉え、生活の中の様々なモノから得られる儚いイメージを取り込みながら作家活動を行うアーティストたちと協力し、価値観の多様化や社会の分断が進む中で共存のためのヒントとなるような作品の実現を目指します。

クレヴェクール（Crèvecœur）は、2009年にアクセル・ディビ（Axel Dibie）とアリックス・ディオノ・モラニ（Alix Dionot-Morani）によってパリに設立されました。オープン以来、フランス国内や世界のアーティストを扱い、様々な活動を通して現在のイメージや、オブジェクトの生産に関する実状に疑問を投げかける作品を紹介しています。
本ギャラリーは、アーティストの制作、実演、普及といった様々な段階をサポートしています。自然光が入る160㎡のギャラリースペース内での意欲的な展覧会の開催や、2015年に共同設立したオルタナティブ・フェア「Paris Internationale」、そして所属作家の様々な展覧会への制作支援を行うなど、現代アーティストが直面する多くの挑戦的なシステムに有機的に適応することを目指しています。
2021年6月には、オルセー美術館の近くに第二のギャラリースペースをオープンしました。